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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019 笠松七海 主演作『おろかもの』松本知道 出演 『ミは未来のミ』上映

2019.06.07

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019 にて
笠松七海 主演作 『おろかもの』監督:芳賀俊、鈴木祥
松本知道 出演 『ミは未来のミ』監督:磯部鉄平
が上映されます。

おろかもの/Me & My Brother’s Mistress《ワールド・プレミア》

7/16 (火) 10:30  7/20 (土) 17:30

<2019年/日本/96分>

「結婚式、止めてみます? 」
その時、私と兄の浮気相手の奇妙な共犯関係は始まった。

高校生の洋子は結婚を目前に控えた兄・健治が、美沙という女性と浮気をしている現場を目撃する 。衝動と好奇心に突き動かされて美沙と対峙した洋子は、美沙の独特の柔らかさと強さ、脆さに惹かれていく。

おろかもの/Me & My Brother’s Mistress©2019「おろかもの」制作チーム

監督:芳賀俊、鈴木祥
出演:笠松七海、村田唯、イワゴウサトシ、猫目はち、葉媚、広木健太、南久松真奈

<解説>

妹、兄の婚約者、そして兄の浮気相手と、不思議な関係で結ばれた女性が三者三様の魅力を放つ本作だが、共同監督二人は共に男性。鈴木祥監督の日本大学芸術学部の卒業制作『ボーダー』(11)で芳賀俊監督が撮影を務め、第10回田辺・弁慶映画祭でグランプリを含む4部門で受賞した『空(から)の味』(16)でも助監督と撮影として参加するなど、いくつもの作品で組んできた二人にとって、本作は初長編作品となる。主人公・洋子を演じたのは、『空(から)の味』や『サイモン&タダタカシ』(17)の笠原七海。女子高生特有のアンビバレントな感情を完璧に捉えた快演を見せる。兄の浮気相手・美沙を魅惑的に演じるのは、『密かな吐息』(14)や『デゾレ』(17)など監督としての顔も持つ村田唯。兄の婚約者・果歩を演じた猫目はちも、『つま先だけが恋をした』(18)で監督デビューを果たしているのも興味深い。本映画祭がワールド・プレミアとなる。

おろかもの/Me & My Brother’s Mistress
おろかもの/Me & My Brother’s Mistress
 

監督:芳賀俊

周防正行監督『舞妓はレディ』(14)で撮影助手ビュー。以降、映画・ CM ・MV などの撮影現場で撮影助手として活動。近年の参加作品は沖田修一監督『モリのいる場所』(18)。また、撮影を務めた作品に各映画祭で高評価を受けた塚田万理奈監督『空(カラ)の味』(16)、鈴木祥監督『ボーダー』(11)がある。

監督:鈴木祥

日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。卒業制作の監督作品『ボーダー』(11)で映文連アワード2011優秀作品賞を受賞。助監督として参加した作品に塚田万理奈監督『空(カラ)の味』(16)、村田唯監督『密かな吐息』(14)、『デゾレ』(17)がある。今作で初の長編制作を行う 。

 

 

ミは未来のミ/F is for Future《ワールド・プレミア》

7/14 (日) 17:30  7/17 (水) 14:00

<2019年/日本/62分>

親友の名誉を守るため、僕らはある計画を立てた…。
おかしく切ない青春グラフィティ。

高三の拓也は秋になっても進路を決めかね、焦りを感じながらもダラダラと毎日を過ごしていた。ある日、仲良しグループの高木が交通事故に遭う。拓也は皆で交わしたある約束を果たすため仲間を集める。

ミは未来のミ/F is for Future©八王子日本閣

監督:磯部鉄平
出演:櫻井保幸、佐野弘樹、カレン、松本知道、中藤契、新井敬太、桜木梨奈

<解説>

だめキャラを可笑しくそして愛おしく描くスペシャリスト、磯部鉄平監督の初長編作品。2018年の本映画祭国内コンペティション短編部門で優秀作品賞を受賞した『予定は未定』に続き、二年連続での国内コンペティションノミネートとなった。脚本は『予定は未定』と同じ永井和男が担当し、本作でも磯部・永井コンビならではのユーモアが随所に光っている。主演には、『赤色彗星倶楽部』(17)、2018年の本映画祭SKIPシティアワード受賞『彼女はひとり』(18)など、話題のインディペンデント映画に出演が相次ぐ櫻井保幸。今年の5月には「BYPLAYS〜櫻井保幸特集上映〜」と題した出演作を集めた上映も行われるなど注目が集まっており、同じ国内コンペティション長編部門に出品されている『サクリファイス』でも重要な役どころを演じている。本映画祭での上映がワールド・プレミアとなる。

ミは未来のミ/F is for Future
ミは未来のミ/F is for Future
 

監督:磯部鉄平

ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。小谷忠典監督のドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品』(15)に海外撮影スタッフとして参加。帰国後は映像フリーランスとして企業VP、MV のディレクターや、インディーズ映画のスタッフとして活動する。2016 年から自主映画製作を開始。『予定は未定』(18)は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018にて優秀作品賞を受賞。

 

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019

http://ftp.skipcity-dcf.jp/index.html